推進協議会について
推進協議会について
設立趣意
2009 年より始まった環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」。カヌー・自転車・トレッキングといった人力による移動手段で自然を体感するというコンセプトは、開催地域の観光資源の再認識や発見につながり、地域社会の活性化に新たな可能性を見いだしました。
その「SEA TO SUMMIT」のコンセプトをもとに、365 日いつでも、自然を体感し、地域の歴史や文化を味わい、人々との交流をはかりながら、人力で移動する新しい旅のスタイル「JAPAN ECO TRACK」を提唱し、推進します。
現在、いくつかの地域でアウトドアスポーツツーリズムでの旅行者の来訪を目指し、受け入れ体制の整備が進められています。「ジャパンエコトラック推進協議会」は、そのような地域と連携し、それぞれの特性を生かした旅のルートを国内外に広く発信し旅行者の来訪を促進することで、地域の活性化と自然環境の保全に寄与してまいります。
「SEA TO SUMMIT」が環境省 グッドライフアワード受賞
ジャパンエコトラックのコンセプトの元となった環境スポーツイベント 「SEA TO SUMMIT」が、第3回 環境省 グッドライフアワード 環境 大臣賞 グッドライフ特別賞を受賞いたしました。

ご挨拶

今、大切だと思うことのひとつは、日常生活の中にどう自然を取り入れていくかということです。そこで僕は、「現代の参勤交代」を提唱してきました。
日本では現在、国土の6割近くが過疎地です。
一年のうち一ヶ月でも都会の人がそうした土地に滞在し、たとえば田んぼの草むしりなど身体を使った仕事や釣りをしてのんびりしたりする。リフレッシュしてまた都会に戻り、仕事に取り組む仕組みがあれば、働き詰めで健康を損なうことも少なくなるでしょう。 参勤交代は大げさかもしれませんが、ときどき自然の中に入っておくことは、すべての人にとって、プラスの意味を持ち、人生が豊かになります。自然や文化についての考え方も変わり、過疎になった地域が生き返るかもしれません。そのことは国土の再生に繋がります。 「ジャパンエコトラック」が推進されることで、そんな未来への可能性が 広がっていくことになると信じています。